「未来は街と切り開く」
いしのまき学校は一般社団法人ISHINOMAKI2.0の事業の1つです。
ISHINOMAKI2.0は「世界で一番面白い街を作ろう」を合言葉に活動しているまちづくり団体です。
主に移住促進事業・コミュニティ事業・教育事業の3本柱で活動をしています。
その中でも教育事業にあたるいしのまき学校は、高校生が地域での学びを通して自分の未来について考えるサポートを行なっています。
高校生が、自身の価値観・未来について考えることで、未来のまちの担い手となる若者の育成を目指しています。
PROJECT
高校生が地域のおとなと関わりながら、自分の価値観や将来について考えるプロジェクトを展開しています。保護者や学校の先生など、普段高校生と接するおとなだけでなく、地域のおとなと関わることで、高校生の選択肢や未来が広がると考えています。
「石巻」を舞台に、地域の大人と関わりながら、高校生が主体性を発揮し、将来像を考えるプロジェクトです。震災後、高校生の「何かしたいけどどうしていいかわからない」という言葉を受け、高校生たちの主体性を育み、応援する場所として2013年に誕生しました。いしのまき学校、最初のプロジェクトです。
いしのまき学校 in IRORIでの取り組みを、学校の授業や放課後の時間を利用して行うプロジェクトです。地域を自分ごととして捉えながら、自身や地域の未来について考え、自らの道を進むことのできる人材の育成を目指します。地域のおとなと連携を取りながら、各高校に合わせたプロジェクトを行います。
高校生が地域に出て、課題解決などを通して、探究的な学びを実現する授業(総合的な探究の時間)のサポートを行っています。その中でどのような内容が高校生の主体的な学びに繋がるのか、高校と地域の連携を促進するにはどうしたらいいかなど、高校・地域とそれぞれ連携しながらサポートを行っています。
高校生が先輩(=地元の若手社会人)との対話を通して、「自分が働く姿」をイメージしながら自身のキャリアについて考えるプロジェクトです。学生から社会人になるための「心の準備」を行うための場となり、「離職予防」や「働きがいづくり」、「自分らしく地域で生きていくこと」につながります。
教育・地域・企業の協働・連携の在り方を集まった参加者で話し合い、これからに繋げるカンファレンスです。人口減少やsociety 5.0社会の到来などを踏まえ、持続可能な地域社会を実現するために、地域×教育の取組が重要になると考え、2016年から継続して実施しています。
いしのまき学校in IRORIなどの活動で知り合った高校生に対し、進路相談ややりたいことのサポートなどを行っています。小中高校生は特に、普段の生活の中で保護者や教師以外のおとなと関わる機会が少ないため、このような第三者のおとなに相談できる場は重要だと考えています。
耕人塾は、高校生・大学生の人間力(※この場での人間力は徳を養う、知を高める、心体を鍛えること)を磨くことで、地域や社会に貢献できる人材を育成する学びの場です。いしのまき学校の他のプロジェクトでの経験を活かして、高校生・大学生が主体的に参加できるプログラム作りに関わっています。
組織の垣根を越え、地元企業や自治体、NPO団体などの地域がひとつのチーム・共同体として、地域として人を育て、学び合い、繋がってゆく取り組みです。若手社会人の離職率の高さや人材不足などの地域課題に地域全体で取り組むことで、地域の若者たち活躍し、企業・地域を元気にすることを目指します。
REVIEW
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高校3年生(いしのまき学校 in IRORI参加者)
「いしのまき学校 in IRORI」(以下、いしのまき学校)に参加したきっかけは、母がLEARN(いしのまき学校のプログラムの1つ)で講師として参加したことでした。当時、僕は中学3年生でしたが、地元の中学校ではなかったこともあり、石巻での居...
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高校2年生(いしのまき学校 in IRORI参加者)
「いしのまき学校 in IRORI」(以下、いしのまき学校)は、夏休みを利用してアメリカで地域貢献とリーダーシップについて学ぶプログラムに参加した時に知りました。当時は、誘われたからとりあえず行ってみる、ぐらいの気持ちで、正直興味があるかど...